そんな訳で今日はもう宿へ行こうと只管宿を目指します。


午後5時くらいチェックイン




ベッドに横になるともう動けない病に。

とりあえず今日はまったり温泉でも入るぜ!

とか思いつつ窓から見える諏訪湖を見たら





雨があがっております・・・・・。




外に出ろと俺の足が光ってうなる。



うなっ!!





外に出るうなっ!!><


つうかもう自転車漕ぐ度に体がギシギシアンアン悲鳴を上げているんですが・・・。






やってきました高島城。
今は住宅街の中にぽてんとあり、正直見ても・・・・えーとこれならたけし城の方が貫禄あるんじゃね?
と失礼な感想を抱いてしまいましたが

度々お話した通り、諏訪湖は昔今の2倍有りました。
その諏訪湖の中に石を先ず積み上げ、その上に木を組んで築いた水城で、
小規模ながらも諏訪湖と湿地に囲まれたの水要塞の城で「諏訪の浮城」と呼ばれていました。

しかし関ケ原の合戦後は湖水の水位を下げ、城下町の整備に力を入れた為
高島城は「浮城」の名とは異なる姿となってしまったとの事です。嗚呼無常orz



昔は幻想的な感じだったんでしょうねぇ(´・ω・`)





何はともあれ本来の目的、諏訪七石の1つ亀石へ

こっちは蛙石と違ってどうみても亀石には見えない気が…










国道20号に行き茅野方面に若干戻り




八剱神社へ到着です。







入って90度左に曲がると社殿に。何故90度曲ッガーレ?


■クリックで拡大■
諏訪大社両社七不思議の1つ
「御神渡り」


元は県社で、その格式の高さが伺えます。その証拠にこの神社には諏訪大社上社下社両方の七不思議の1つとして
崇められる「御神渡り」の拝観式の全てはこの神社と氏子の手によって執り行われます。又、境内の案内板には
「天和三年(1683)以降の記録「御渡帳」が伝わり、今日まで書き継がれている」とあります。


七不思議の内容は男神(建御名方命)が居る上社から、妃神(八坂刀売命)が居る下社へ行く際に通ったとされ
大寒の時その証拠に湖面の氷の盛り上がり、亀裂がこの道筋の方向や形からその年の吉凶が占われる
というもの。


なんでわざわざ湖を歩くんだよw普通に道歩けよって事ですが




下の★が上社本宮で上のが下社秋宮、春宮がある場所なんですが








少しでも早く逢いたかったんでしょう(^^







        神符「神が歩かれた御神渡り」







上諏訪駅を通り越して諏訪湖へ。











なんか幻想的な諏訪湖キター!><



                     あヽ風の神よ 神湖の地に






いやホント凄く綺麗で暫くボーっと諏訪湖を眺めておりました。台風GJ!!></



諏訪湖は嘗ては非常に水質のよい湖で正に神湖でした。しかし高度経済成長期にかけて生活排水などにより
水質が悪化、特に70年代から80年代にかけては、アオコが大発生し湖面が緑色になる程で悪臭が周囲を襲い、
水質の悪化、温暖化と相まって御渡りもなかなか見れない様に。

その後、市民や行政が積極的に水質改善に取り組んだ結果、現在では大幅に水質が改善されているものの、
嘗ての姿を取り戻す迄には至っていないとの事です。


誰が悪いのかと言えば誰も悪くは無い様に感じます。
転嫁する訳では有りませんがその時代がそうさせたのかと思います。
ただ、今も尚、諏訪湖の水質悪化を気にしない馬鹿はどうみても悪です。





諏訪湖を堪能し手長神社を目指し山の方へ登って行きます。




なんかケフカ最終形態が降りてきそうな







って訳で手長神社に到着です><





更に階段を駆け上がります。足長神社もそうでしたが
流石、他と比べて階段が圧倒的に長いです(^^;


本殿

手を真横に伸ばしたかの様に横に長い社

手摩乳命(テナヅチノミコト)を祭神とし、諏訪大社の祭神・建御名方神に随従する神ですが足長様同様
建御名方神が諏訪大社に祀られる以前からこの地で信仰されていた神です。

背景は足長神社の方でお話しましたので省略しますが、ここの特徴として三と四之御柱が社殿背後の
かなりの急勾配のある林間に建てられている為、他では見られない「御柱を曳いて駆け上がる」のがこの神社の
最大の特徴です。






そこからぐぐーと坂を下って





諏訪七石の1つが祀られている児玉石神社へ




これかなとか思ったら




他にも大きな石が・・・(^^;;;;;





             ■クリックで拡大■

看板を読むとこの大石全てが児玉石との事で
「神が諏訪湖より大石を取り上げたが袖は濡らさなかった。中に二個の大石があり、兒玉石大明神と称した。」
とあります。兒玉石大明神(大石)は祭神の御霊代となっており、大石にはたくさんの凹部はあって
常に水をたたえて乾くことがなく、この水で「いぼ」を洗うと必ず治癒すると言い伝えられていると書いてあります。




もう流石に水は湛えては無いです。





って訳でして一日目の予定していました散策は終了です!!><
予定は未定であってまぁこんくらい回れたら御の字と思っていたので大満足。
今回訪れたい場所の2/3は終了しました。








児玉石神社から下る途中パチリ。





なんか金曜ロードショー





ホテルは飯抜きの素泊まりなのでホテルに帰る前に飯を。

朝から飲み物と栄養ドリンクとアイスしか食ってないの流石に栄養がっていうか
夜くらいは諏訪名物食いたいじゃん!!

って訳で諏訪名物









   モスバーガー







夜8時でやってる飲食店が無いとか。。。。



あヽ諏訪名物よ 神湖の地に・・・orz





ホテルに夜8時時半再チェックイン。


とりあえずテレビで明日の天気を見てると一日曇りとかまた微妙な・・・

TVの案内見ると1000円で映画とか見放題とか。

おいおい諏訪まで来て映画とか見ないだろJKwww
とか思ってたらAVも見放題とか。


まぁちっとくらい見ておいた方がいいか。(←全く意味不明)







官能の映像世界がひろがりんぐ


とりあえず溜池ゴローの新作から見るかと思うも
本気で精魂尽き果てたらしく再生後速攻爆睡。






27日が終わる。















phase3 Imperishable native faith





28日 


午前3時。 目が醒める。


なんか声が聴こえると思ったらTVからギシギシアンアンが。



・・・・・・・・どぶに捨てた千円乙。



TV消して温泉へ。



流石にこの時間誰もいなくてまったり貸切キター><

それもあの忌まわしい湿疹が治っての話。
完治してなかったら流石に遠慮していたところです。


って訳でレッツ温泉></

とか湯船に入r





r'⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒ヽ ⊂゙⌒゙、∩
ヽ.__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__ノ   ⊂( ゚々。)⊃

GYAAAAAAAAAAAAAAAA!!




日焼超痛DEEEEEEEEEE


一日中チャリ乗り回し&標高高いので良く見れば真っ赤っ赤です。



温泉ワッチャ!><ワッチャッ!!>< (大往生風に



これは困ったんがーとか思っていると水風呂発見。
ちょっと試しに入ってみるかと思ったら


これが実は気持ちいい><
超気持ちEです!!

って訳で



殆ど水風呂に入ってたとか酷すぎるorz




風呂上がってロビーにネット環境があったので
そこで一杯やりながらネット巡回とか諏訪に来てやる事じゃないイントラネット脳乙。


しかも普通にゲッチュ屋とか覗いてて
やばい事に随分経って気が付いた。


夜中だったので隣に誰も居なかったので事無きを得ましたが
これで普通の時間だったら





       /::::::::::::::::::::::::::::::::`丶、
     /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::ッV∧V∧V∧V∧V∧V∧V∧V、
     ,':::::::::::ィ、::::::::::::::::::::::::::::::::::≫ キャーッ           ≪
.    i:::::::::/__,、ゞハ;ノヽj;;::イ ┬'≫ のび太さんのエッチ!! ≪
     !::::::,'  '''''''''     '''''''' ノ/ィ//〃//〃//〃//〃//〃//〃
    f⌒ij.. (●),   、(●) | )
    ゞ_ィ  `ー ,,ノ(、_, )ヽ、,,. ノ_'´      ,r'' ~''‐、
   _,.-::::人   `-=ニ=-.   ハ:: ``丶、 { . ..:. ::j ::::::::
 ∠'''- '´/`-、  `ニニ´. , ィ'   `ヽ'''  ::::::` 、_ ノ:::::::::::::::
:(⌒)::::: /      ` ー- ' ´        i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::i                 l:::::::::::::::::::::::::::::::::(⌒):
::::::::::::::l   i    , -―- 、 l   l:::::::::::::::::::::::○::::::  :
:::::::::::::l   l  /       ) l   l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::l:,,,,,,,,..i/........./`''ー- '´.....l...........l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

   ↓
        ____
       /      \
     /  ─    ─\
    ./    (●)  (●) \
    |       (__人__)    |、
r―n|l\      ` ⌒´   ,/ ヽ
  \\\.` ー‐ ' .// l     ヽ
.     \        |      |
.       \ _  __ | ._   |
        /,  /_ ヽ/、 ヽ_|
\      // /<  __) l -,|__) >
  \.    || | <  __)_ゝJ_)_>
    \.   ||.| <  ___)_(_)_ >
      \_| |  <____ノ_(_)_ )







まぁ事無きを得て風呂入ったし、夜モスだしで腹が減ったので自販機でSOYJOY5個お買い上げ。

目覚まし7時に掛け再びガン寝。




朝7時




うぉ良い感じに晴れてるやんけ!!!><



          ____
       / \  /\ キリッ
.     / (ー)  (ー)\
    /   ⌒(__人__)⌒ \    
    |      |r┬-|    |      明日ははっきりしない天気が一日続くでしょう
     \     `ー'´   /      
    ノ            \
  /´               ヽ
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))


          ____
        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //  だっておwwwwwwwwwwwwwwwwwww
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/
|     ノ     | |  |   \  /  )  /
ヽ    /     `ー'´      ヽ /    /     バ
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l  バ   ン
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、    ン
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))




なんか不安も吹っ飛んだせいか眠気が再び。
出発8時にするかと目覚ましを掛け直し二度寝。


午前8時目覚ましが。よっしゃ行くぜ!!!








       __,,,,_
    /´      ̄`ヽ,
   / 〃  _,ァ---‐一ヘヽ.    ━━┓┃┃
  i  /´       リ}       ┃   ━━━━━━━━
  |   〉.   -‐   '''ー {!       ┃               ┃┃┃
  |   |   ‐ー  くー |   。                       ┛
.  ヤヽリ ´゚  ,r "_,,>、 ゚'} ゚ 。
  ヽ_」     ト‐= ‐≦ 三
   ゝ i、   ゝ'゚     ≦ 三 ゚。 ゚
    r|、` 。゚ 。≧        三=-
   _/ | \ -ァ,ゞ         ≧=- 。
/ ̄/  | /`レ,、 ヾ        >三  。゚ ・ ゚
      ,、≦`Vヾ         ヾ ≧







午前8時半

. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    . . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄

とりあえず雨上がるまで待つか・・・・。






10時半

. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
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 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄

あと30分でチェックアウトなんですけど・・・・。






10時50分


どうみてもあがらないです。

ハイドロカモフラージュ上等。

自販機でカロリーメイト飲料を2缶飲んで


上諏訪を後にし下諏訪に向かってずんずん進みます。

つうかこれクソ不味いんですけど・・・・








諏訪大社下社秋宮に到着です。祭神は勿論八坂刀売神です!!></



wktkしながら入って進むと一際大きな杉の木が





諏訪大社下社七不思議
「根入りの杉」


夜泣きには今も昔も皆様かなり苦労されますので
これは重宝されたんじゃないでしょうか(^^


又、弘法大師が秋宮を参拝され、杖を突き刺した儘参詣された時、根が生えて抜け無くなり
この杉になったという説もありらしいです。


そして幣拝殿前にでんと構えるのが神楽殿










       神奈子殿キタ━━(゚∀゚)━━━!!!




とりあえず今回一番見たいモノが見れて感無量です・゚・(つД`)・゚・ (いやマジで)



神楽殿は二代立川和四郎富昌の作で、彼は技をすべて父に受け、生まれつきの才能と異常なまでの努力で
立川流の最高を極め、幕府から「内匠(たくみ)」の称号を許されたほどの名匠だったいい
父の建てた華麗な幣拝殿の前に荘重な建物としてよく調和させ、
幣拝殿を引き立てているところが賞賛されています。(自転車を借りたレンタサイクルさんHPより抜粋)


本当にこれは美しいです。正面の大きい注連縄が神奈子さまの力強さを物凄く物語っております。





事実、注連縄は蛇の象徴とも言われています。
注連縄は常に脱皮して再生を繰り返す永遠の生命としての、そして濃密な愛情と生殖力を持つ蛇の象徴で
古代の日本人にとってこの生命エネルギーにあふれる蛇という生物は信仰の対象でした。





神楽殿奥に行くと幣拝殿があります。


秋宮は、旧中山道と甲州道の交差する重要な拠点に有り、温泉が湧き出し
江戸から続く甲州道の終点地である下諏訪宿は江戸時代後期には
42軒もの旅籠があったらしく秋宮と温泉で大変賑わったと言います。

その温泉は綿の湯といい今は枯れてしまい秋宮すぐ側に石碑が残るだけです。



綿の湯石碑

■クリックで拡大■
諏訪大社下社七不思議の1つ
「湯口の清濁」

その昔、上社の地にお住まいの諏訪明神建御名方神のお妃八坂刀売神が、日頃お使いになっておられた
お化粧用の湯を綿に湿し「湯玉」にして下社の地へお持ちになりました。
その湯玉を置かれた所から湧いたのがこの温泉で、綿の湯と名付けられました。
神の湯ですから神聖で、やましい者が入ると神の怒りに触れて、湯口が濁ったといい、
「湯口の清濁」は下社七不思議の一つに数えられています。(綿の湯看板より抜粋)



さて疑問なのがなんで上社に居た八坂刀売神が下社に何しに行ったのか。


観光?


色々調べると分かったのですが下社七不思議「湯口の清濁」は別名「湯玉伝説」と呼ばれ
その「湯玉伝説」の記述の多くに「下社にお移りに」というニュアンスの言葉が出てきます。

更に調べるとどうやら

「或る日、建御名方命は妃の八坂刀売命と喧嘩をし、妃は下諏訪へ移ってしまいました。」


そうな(^^;;;;



なにが原因でどっちが悪いのか、喧嘩したのかは知分かりませんでしたがこれで上社に前宮に
八坂刀売命陵があるのに何故下社に八坂刀売命が祀ってあるのか納得行きました。

つまり前宮の陵は建御名方命が偲んで建てたフェイク?
そして冬、氷が張った時だけ会いに来る事を八坂刀売命が許したのでしょうか?


まぁ、神奈子さま気が強そうですし・・・・。



勿論秋宮、春宮には祭神が居たらしいのですが、それを追い払ったそうです。



まぁ、神奈(ry



その祭神が誰だったのかは戦乱で焼け、確たる証拠が無いそうです。残念。


又、八坂刀売命が上社から下社に湖上を渡っている時、綿から湯滴が零れ落ちて
そこからも湯が湧き出てやがて間欠泉となり今でも諏訪湖が全面結氷しても釜穴と呼ばれ
そこだけは氷が張らず、一昔前まではスケートとして諏訪湖を開放した時は目印に赤旗が立てられたそうです。





次に春宮へ







行く途中に御作田社へ。
諏訪大社両社の七不思議に入っており上社は藤島社。下社はこの御作田社です。



社殿はこれと言って特筆事項が無いです(^^;
まぁ特徴が無いのが無いのが特徴というあれです。

諏訪大社下社七不思議の1つ
「御作田の早稲」





そして




春宮に到着です。



気が付けばいつの間にか雨が完全に上がってるー!><




ここでつっこみは野暮ってもんです。


先で二又に分かれています。




           神符「杉で結ぶ古き縁」


中に進んで行きまして



なんか神秘的な場所が。隠れアイテムとか埋まってそうですFF7的に考えて。







次に筒粥殿です。

諏訪大社下社七不思議の1つ「五穀の筒粥」


本宮と違いこちらは現役バリバリです><

補足しますと米5合小豆3合の割合で葦の筒44本の束を大釜に入れ、一晩中粥を炊き翌日その葦の中に
入っている粥の分量で吉凶を占いその占いの結果は筒粥目録に書き込まれます。
その神占の正確さは「誤り無し」と昔言われていたとの事です。






             筒粥「神の粥」








幣拝殿。秋宮と同じ作りです。





春宮の脇の細道からずずいっと行き浮島社へ。



春宮の西を流れる「暴れ川」と呼ばれる砥川にある島に於いて、
祓戸大神を祀りどんな大水が来ても流れないと伝えられてます。
祓戸大神とは祓を司どる神で、社殿は祓戸(祓所、祓殿)は
祓を行う場所の事で有り、そこに祀られる神という意味です。

又、この社では夏に茅輪を作って、これを3回潜り越えてこの年、
年の間身にふりかかった今迄の穢れを祓い、これからの
健康と安寧を願う神事があります。


         諏訪大社下社七不思議の1つ
                「浮島」





                  
春宮神楽殿の前にあるシートを被っている物は8月1日に行われる
神体を舟に乗せて春宮から秋宮へ遷座する御舟祭の舟です。

春宮から八幡坂を登り太鼓橋を渡り秋宮境内へ。
寝入りの杉を通り過ぎ、神楽殿を右回りに3周して無事終了らしいです。

そしてこんな内陸なのに何故舟なのかは不明です・・・。





そして春宮の近くに道路の真ん中に堂々と






諏訪大社最古の建造物と言われる春宮の下馬橋が。
春宮参拝の時は下乗下馬、殿様でも籠や馬から降りなければならなかった場所だそうです。

「何人も手洗川に架けたこの橋の手前で馬から降り川の水で身を清めた」
との事でよくよく見ると橋の下に川が流れています。

が、その写真撮ってくるの忘れましたorz





テレホーダイに跨り春宮からぐぐーっと岡谷駅を目指します。





風神録Extraで謂う「諏訪大戦 〜 土着神話 vs 中央神話」です。


経緯は大雑把に言いますと

諏訪明神(建御名方神)さんが建御雷神(たけみかづちのかみ)さんと戦って負けほてほて逃げ、
遂に諏訪の地で捕まってしましました。建御雷神が建御名方神を殺そうとましたが建御名方神は
「もうこの地から出ないから殺さないでくれ><」と言い服従した。

そんな訳でこの諏訪に留まろうとしここ、諏訪を征服しようとましたが
既にここには洩矢神(ミシャグジ神)がおりました。

これを黙って洩矢神(ミシャグジ神)が見過ごす訳には行きません!
洩矢神は鉄の輪(鉤)を手に取って、諏訪明神は藤の枝を手に取って
天竜川を挟み、ここに土着神 vs中央神の戦いの火蓋が切って落とされた訳であります!!!><

そして戦いはの行方はと申しますと藤の蔓が鉄の輪にあっという間に巻きつき使い物にならなくなり
洩矢神は負けてしまいました・・・。

ケロちゃん悲シス(´・ω・`)



その戦いの際、諏訪明神が本陣にしたのが上社の藤島神社で有り、天竜川を挟んですぐのところに
洩矢神の本陣、洩矢神社が有ります。洩矢神社までここからだと距離があるので
前線基地として天竜川すぐ側にもう一つ陣を構えました。

って事でこちらの藤島神社が言うなれば前線基地です。
前線基地な藤島神社です。

と言いましても最初からここにあった訳で無く、時代の流れ
(主に開拓、拡張工事)に呑まれ遷座に遷座を重ねここへ。。。

何でも戦いに勝利した諏訪明神(伝建御名方命)が使った藤を
地面に挿した時そのまま根付いたので社を建て藤島神社とした説も。

現在は拡張工事で伐採されてもう跡形も有りませんが
祠横には象徴の藤の木が育っておりました。


「藤の蔓が鉄の輪にあっという間に巻きつき使い物にならなくなり
洩矢神は負けてしまいました・・・。」

と書いてある通り実際、藤の蔓の成長はかなり早く、
夏になると他の植物と比べ物凄い早さで伸びます。

又、その事から藤の木は蛇の化身とも言われています。





こちらも天竜川を挟んですぐの場所に




洩矢神社です。

右の看板にはこの神社の謂れが書いてあるのですが
建御名方神 vs 洩矢神の経緯は上で説明しましたので
端折りますが他には

「寛文年間、天竜川上で両神社の藤が絡まる程茂ったため、
藩主の蛍見物の妨げになる為伐採せよ、と命じたが祟りを恐れて
誰も手を出さなかった。そして苦しい生活を強いられていた
とある村人が大金な賞金に目が眩み、これを伐った所
気が狂ってしまい、この地の藩主にも災いが及んだ為
城内で新しい祠を造らせ、新たに現在の位置に奉納した」

と書いてあります。

つまりこの洩矢神社も藤島神社同様遷座されていました。
そして、元の場所が何処かちょっと探したのですが
何処にも目印は無く何処にあったのかは分かりませんでしたorz






     「諏訪大戦 〜 土着神話 vs 中央神話」









そんなこんなでこの諏訪の旅はここで終わりになります。





時間の関係上、七つの木が回れなかった事と
諏訪大社両社の残り1つ七不思議の「穂屋野の三光」が距離上チャリじゃ無理でしたorz

それ以外はとても満足出来た旅でした></

そしてこの探訪記を読んで少しでも諏訪に行ってみようかなーと
いう気持ちになって頂けたのならば幸いです(^^



又、この旅で一番感じた事はなんと言っても地元の人達の信仰です。


その信仰というものは沢山の参拝客が居て、賽銭箱の前には人だかりが出来て
境内は賑わって・・・というものだけで推し量るものでは決して有りません。


洩矢史料館で自分のあれやこれやの質問にも嫌な顔1つせず
語ってくれたその時の溌剌とした表情。

ガッツリ系お兄さんに小袋石まで乗せて貰った際の車中で
熱く語ってくれた昔の諏訪湖。

御作田神社の写真を撮っていた際、隣の人が丁度出てきて
この社や御作田の早苗についてわざわざ説明して下さったおばあちゃん。

天竜川近くの藤島神社の場所がわからずタクシーの運転手の人に聞いたら分からず
他の運転手の人の人達とあの神社?だとかあの祠?とか探ってくれた事。


そしてこの諏訪の観光地ですが他と比べるとポイ捨てのゴミや煙草が
非常に少ないです。

確かに自分が回った今回の旅では普通の観光客では寄り付かない場所も多く回っています。
ですのでそういう被害に遭う事は少ないかと思いますが、決して可能性はゼロでは有りません。

今まで放置していたら必ずゴミは落ちています。

そしてゴミは最初の1つが肝心です。
人間の心理としてゴミが落ちていない場所よりもゴミが落ちている場所の方が圧倒的に捨て易くなります。
(まぁ罰金とか迄してポイ捨ての関心が高まる趨勢の時代に於いても今尚ポイ捨てする人には
そういう神経はとっくに無いのかも知れませんが)


諏訪湖にしたってそうです。水質の改善っていうのは言葉で書くと簡単ですが、そこには莫大な費用、
そして根気が必要です。今もアオコ確認出来ますが大量に発生したアオコの水質の改善をよくここまで
成し遂げたと思います。その甲斐が有り、近年ずっと見られなかった諏訪湖の御渡りが見られる様になりました。



自分はこういうものこそ何よりの信仰の証だと感じます。



ただ現実的に考えて、諏訪の地に住んでいる全ての人が諏訪の神を信仰し、祀っているとは考えられません。
諏訪の文化、神は時代と共に忘却の彼方へ追いやられてしまうのかもしれません。

ですが上記の様な方々が諏訪の地に居る限り



諏訪の信仰は不滅だと強く感じ取れた旅でした。







東方探訪Vol.2 完。











        Special thanxx.



※諏訪探訪に当り
参考にさせて頂いたサイト様



さかいのき様

諏訪大社と御柱様

王様の楽園様

Radical Discovery様

東方元ネタwiki様


※今回お世話になった方々


・諏訪の人々

・テレホーダイ

・天候(颱風含む)

・会社の福利厚生、上司N氏

and you who read here!!><




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